2015年08月20日

失敗を活かし再挑戦

保険会社で営業をやっているある人が1級FPに合格するのに10年かかったと言う話を聞きました。営業成績も人間性も素晴らしい頭の良いひとです。
「1級って、実務に携わっていても大変なんだなぁ」
と、当時3級の勉強をしていた私は思いました。
聞いてみると、確かに10年間ずっとがむしゃらに勉強し続けたわけではなかったと言います。
「FPがなくても保険は売れるからいいか。」と思いながらも、自分の中にもやもやしたものを抱えていたようです。
やはり「契約をしてくださるお客様のために自分自身をブラッシュアップさせなれければ」との思いで、再び気合いを入れ直して対策勉強を再開し合格したとのことでした。
一度やってうまくいかずもう一度始めるというのは、ゼロの状態からスタートするよりもエネルギーが必要です。
あまり努力もせず、合格できなかったのであれば
「まあ、こんなもんだ。次に頑張ればいいわ」
と気持ちもそれほど落ち込みません。
しかし、何とか合格可能なレベルまで頑張ったにもかかわらず不合格だったら、気持ちも沈みます。気持ちを切り換えてすぐに勉強を始めなかった場合、せっかく覚えたことをだんだん忘れていき勉強再開が億劫になってきます。しっかり勉強してから再挑戦しようと受検を1回見送ったりすると、ますます再開のハードルは高くなるばかりです。
そういう意味でも一発合格が理想です。
そうは言っても、誰もが一発合格できるわけではありません。試験ですから。
上記の人のように一念発起して難関にチャレンジするのはしんどいことです。
与謝野晶子は1,000枚に及ぶ執筆原稿用紙を火災で焼失した後、もう一度同じ作業を不屈の精神でやり遂げたとのことです。超人的な技で、凡人のなせることではありません。どれほどのモチベーションを持ち合わせていたのでしょうか。

しかし、私は「モチベーション」や強い精神力に頼ることをお勧めしません。
それよりは毎日決まった時間に決まった場所でテキストを開くといった「くせ」を付けることをお勧めします。いつも気持ちが充実しているわけではありません。「くせ」を付けて毎日1mmでも前に進めればそれで良しとする潔さも必要です。調子のいい時もありますから、あるときグッと成長できます。
このスタンスであれば1回で合格できなくてもいつかは合格できます。失敗することで間違いなく経験値は上がります。後退せず最小限の進歩を続けることを目指しましょう。

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posted by 横道一郎 at 20:37 | TrackBack(0) | 雑談 | 更新情報をチェックする

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